遊び心のチョコレート
おしゃれなチョコやスタイリッシュなチョコばかりでなく、遊び心いっぱいのチョコレートにも注目。
私が見つけたおもしろチョコレートを少しずつＵＰしていきます。
index
＊おとこたちの空間Part１「岩塩チョコレート」（ホテルホークラ）
＊おとこたちの空間Part６「シルクチョコレート」（ホテルホークラ）
＊シュセット（ジャン=ポール・エヴァン）
＊コレクション ゴルフ（オリオール バラゲ）
＊56種類のチョコレート（100％ Chocolate Cafe）
＊サラメ・ディ・チョッコラート（ソルレヴァンテ）
＊サーディンチョコレート（シャアール）
スポンサードリンク
おとこたちの空間Part１「岩塩チョコレート」 （ホテルホークラ）
otokotatino kuukan chocolate1 ganen
原産国：日本
ショップ：ホテルオークラ
さて、「おとこたちの空間」である。
荒野（←勝手に断定）に立つ男３人のシルエットである。
シルクハットじゃなければ、決闘に向かうガンマンといった風情だ。
両脇の男２人のすっと脇に下ろした腕が、隙のないプロフェッショナルさを醸し出している。
晴れ渡った青空ではなく、霞がかかったような空がバックである。コートの裾が翻る。風が吹きすさぶ中に立つ「おとこたち」である。
「男達」でもなければ、「男たち」でもない。人を食ったような丸みを帯びた文字の「おとこたち」ときた。
で、何の箱かといえば、当然だが、チョコレートなのである。
しかも、格調高いホテルオークラのオリジナルチョコレートなのである。
「おとこたちの空間」としてシリーズ化されている、大人が愉しむチョコレート。その記念すべきシリーズ第一弾を飾ったのが、この岩塩チョコレート（2625円）だ。
すごいのは、外側だけじゃない。男３人の箱（11cm×16.5cm）を開けると、男一人がたたずむ箱が２つ並び、その横には、ハンマーですよ、ハンマー。長さ９cmほどの小さなものですが。
で、男一人の箱を開け、中のチョコレート（4cm×8cm）を取り出すと、ここにも男のレリーフが。けっして最後まで手を抜かないゾという姿勢がひしひしと伝わってくる。
このチョコレート、小さいとはいえ、厚みは1.1cm。板チョコというより、チョコレートの塊（金塊ふうな形）なわけで、したがって、さきほどのハンマーが必要になる。
紙ナプキンなどで包み、付属の可愛いハンマーで思いっきりガツンと。上品にコツコツ叩いても、砕けませんよ。思いっきり叩き割る。後はお好きな大きさに砕けばよろしい。
小さく砕いた欠片を口に運びながら、お酒のグラスを傾けるというコンセプトのチョコレート。
そうして、ひとり、「おとこの空間」に浸るわけです。
肝心のチョコレートはといえば、クリオロ種のカカオを使ったビターチョコレートで、時々、ちらりと塩っ気を感じる。
このシリーズ第一弾が出たのは2001年だとか。現在のハイカカオチョコレートのブームを先取りしてましたね。
もちろん、こんな愛すべきチョコレート、男性だけに独占させるのはもったいない。
楽しいんだもん。これ、ガツンガツンやるの。
女性も負けじと「おんなの空間」を創り出せばいいんです。
パッケージのおとこたちのシルエットを見て、クスッと笑いながら、ガツン。
ストレス発散にもオススメ。ちょっと高いけど。えいやっと。その際は、まわりの視線にもご注意を。鬼気迫る表情でチョコレートを砕くところを家族に見られないようにね。
★遊び心のわかる男性に、そしてバーボンやウイスキーをちびりちびり飲みつつチョコレートをつまむ姿が絵になる男性に贈りましょう。
★恋愛の成就前にプレゼントするのは避けた方がいいかな。実りそうだった恋までハンマーで砕かれても困るから。
「おとこたちの空間」シリーズについて
毎年バレンタインデー時期に新作が発表される。
大人の男性をターゲットに、きちんと本物のチョコレートで、いたって大真面目に作られる、遊び心満載のチョコレート。
これまでに７種類出ているので、このサイトでも少しずつ紹介していく予定。
このシリーズを考えているのは、なんと、ホテルオークラの代表取締役会長、松井氏ご本人らしい。なんて遊び心のある会長なんでしょ。ぜひ、発案のきっかけをお伺いしたいものです。
このチョコレートひとつで、ホテルオークラのファンになる人が続出してもおかしくない、と私は思うのですが？
※取り扱いは、ホテルオークラ本館１F シェフズ ガーデンテラス＆別館１F シェフズガーデンカメリア。
おとこたちの空間Part６「シルクチョコレート」 （ホテルホークラ）
otokotatino kuukan chocolate6 silk
原産国：日本
ショップ：ホテルオークラ（本館１F シェフズ ガーデンテラス＆別館１F シェフズガーデンカメリア）
大真面目なユーモアチョコレート「おとこたちの空間」シリーズの第６弾、2007年の新作（2,625円）である。
商品名は「シルクチョコレート」で、サブタイトルが「Love Dream 1/1296の奇跡」。今回の遊び心は、この《1/1296》というところ。
箱をあけると、６つのシルクパウダー入りのチョコレート、そして真ん中に黒とクリーム色の４つのダイス（サイコロ）がはいっている。チョコレートは少々インパクトに欠けるので、この際、チョコレートは二の次。ダイスに注目しよう。
このダイス、恋を占うダイスなのである。
ただね、「おとこたち」がお酒をちびりちびり飲みながら、恋の成就を願いダイスを転がす姿というのは、どうもわびしい気もするので、このチョコレートは、ずばり、女性にオススメ！
ダイスの面には、L、O、V、Eの４文字とハートマーク、ホテルオークラのマークがはいっている。で、願いを込めて４つのダイスを振り、もしオークラのマークが４つ揃ったら・・・それは1296回に１度の奇跡。結婚まで進展する可能性大！だって。「挙式はホテルオークラグループで」という決めぜりふが笑っちゃう。オークラってお茶目。
ハートマークが４つ揃ったときは・・とか、Ｌが４つ揃ったときは・・など、それぞれの恋の占い方の解説付き。どう？試してみない？
このダイス、いかにもおまけについてくるサイコロという軽さではなく、しっかり重い。ここにこんなに凝らなくても、と思うようなところに本物志向。それが、この「おとこの空間」シリーズの面白さ！
★プレゼントにするよりも、自分で遊んじゃいましょう！
もちろん、真剣に恋を占ってもＯＫ。その恋が成就したら、結婚式はホテルオークラグループで（笑）。
Sucette
原産国：フランス
ショップ：JEAN-PAUL HEVIN（ジャン=ポール・エヴァン）
棒の先にまんまるチョコ。735円。棒付きキャンディみたいな意表をつくデザイン。四角い箱から棒が突き出ている姿も愛嬌があると思いません？
商品名のシュセットとは「おしゃぶり」のことだそうな。写真はノワールで、ビター味。他に、レ、レ キャラメル サレがある。レ キャラメル サレは、『ごほうびチョコ』で紹介している板チョコと同じ味。
遊びゴコロいっぱいの楽しいチョコだけど、正直に言うと、扱いに困る。
これ、やっぱり、口に入れて飴玉のようにしゃぶるものだよね？ ガリガリ嚼むものじゃないよね？ でも、飴も最後まで舐めていられない気の短い私は、すぐに嚼んじゃうわけ。ガリッと。しかし、、、とっても硬い。割れない。表面のチョコレートコーティングが剥がれ、また中から硬いチョコレートが現れる。先日も、つい我慢しきれずにガリッとやったら、歯はチョコを横滑りし、顎が痛くなった。
・・でも憎めないチョコです。
JEAN-PAUL HEVINは、表参道ヒルズ店と新宿店がある。
★くれぐれも、短気な人へのプレゼントは控えるべし。
Collection Golf
原産国：スペイン
ショップ：Oriol Balaguer（オリオール バラゲ）
4.5センチ四方の黒い箱に浮き上がるようなゴルフボールのビジュアル。
モダンなデザインが特徴の『Oriol Balaguer（オリオール バラゲ）』らしい、クールなパッケージ！
そして、中から出てくるのは、本物そっくりのゴルフボールチョコレート！
表面はホワイトチョコのコーティングで、中はヘーゼルナッツ。コーンがはいっているので、サクサクしたクランチ状。はしばみの実の味がする（らしいんだけれど、実は甘さに気を取られてよくわからなかった・・・）。
本物のゴルフボールと比べてみたのが左の写真。色が違うから、さすがに間違える人はいないだろうけれど、大きさといい、表面の凹凸といい、なかなかよく出来ているでしょう？
ちなみに、１個840円のゴルフボールなり。あはは、高っ！
★ゴルフ好きの彼や上司へのプレゼントにオススメ。
56種類のチョコレート（100％ Chocolate Cafe）
chocolate56
原産国：日本
ショップ：100％ Chocolate Cafe
明治製菓プロデュースの『100％ Chocolate Cafe』には、56種類のオリジナルレシピのチョコレートがあり、それぞれ「01」から「52」までNO.が振ってある。
カカオの産地別に22種類、さらに、写真の黒糖（NO.25）のように様々なフレーバーが揃う。個性の違うチョコレートを食べ比べるのにピッタリのチョコレート。
このチョコレートを、味で選ぶのもいいけれど、ときにはそのNO.で遊んでみるのも面白いと思う。
たとえば、友人の誕生日の日付で選ぶ。２月３日だったら、「02」と「03」。
誕生日、恋人同士の記念日、電話番号…。または数字の語呂合わせで遊ぶとか。
クリスマスのプレゼントには、「12」と「24」を添えてみたり。
アイデア次第で、メッセージ代わりのちょっと楽しいプレゼントになるのでは？
★くれぐれも、相手に通じる数字の組み合わせを選んで。せっかくの遊び心も、相手が気づいてくれなければ意味なし。
Salame di cioccolato
原産国：日本
ショップ：ソルレヴァンテ
見た目はいかにもサラミ。ゴムのネットをはずし、セロファンを開き、いざナイフで切ると…、サクサクという音と、甘い香り！
これ、青山にあるイタリアンドルチェとイタリア料理の店『ソルヴァンテ』のチョコ。イタリア北部地方の伝統的なチョコレート菓子だとか。『ソルヴァンテ』のシェフが北イタリアで修行した際に覚えてきた製法をそのまま守って作っている。イタリアの有名なチョコ「ジャンドゥーヤ」を使っているので、ヘーゼルナッツの香りがふんわりと口の中に広がる。中にはライスパフなどがはいっていて、軽い食感。
青いリボンがついている定番タイプと、赤いリボンのちょっと酸味のあるタイプの２種類がある。赤いリボンのタイプは、『ソルヴァンテ』のシェフオリジナルの味ともいえる、いちごパウダーをまぶしたもので、全体に赤みがかっている。青いリボンの方は、標準サイズ（1800円）と1/2サイズ（1100円）の２種類。赤いリボンの方は今のところ1/2サイズのみ。
写真は青いリボンの1/2サイズ。
★お酒好きの彼や友人へのプレゼントにすればウケるのでは？
SARDINES CHOCOLAT AU LAIT
原産国：フランス
メーカー：シャアール社
オイル・サーディンを模って作られたお遊びチョコ。入れ物も、オイルサーディンの缶詰と同じような缶だし、１つ１つ魚の模様が描かれたアルミ箔に包まれて並んでいるし、芸が細かい。中身のチョコもちゃんと魚の形をしていて、ウロコまで彫ってある。笑っちゃうでしょ。ちょっと甘めのミルクチョコ。12個入り。シャアール社はブランデーボトル入りチョコでも有名。
★仲の良い友人への洒落っ気たっぷりのプレゼントにおすすめ。
スポンサードリンク