チョコレート・スイーツ
チョコレートの魔法。自在な質感の表現
チョコレートはわずかな温度差で溶けたり固まったりする、とてもデリケートな素材です。ショコラティエやパティシエたちは、その難しい素材を自在に扱い、さまざまなアートを創り出してくれます。ガラスのような質感を出すかと思えば、ビロードのような柔らかな艶だったり、素朴な印象を受けたり…。魔法のようです。
スポンサードリンク
チョコレートのスイーツといえば、ケーキ(ガトー・ショコラ)、アイスクリーム、マカロン、エクレア、ブラウニー…、といったところでしょうか。その中でも特にケーキは、チョコレートの美しさや遊びの要素がたくさん表現されていて、見る愉しさがありますね。


18世紀頃には、チョコレートはデザートとして、また、パスタやスープの材料としても利用されていたそうです。
さらに、オランダのヴァン・ホーテンによる粉末ココアの製造と、それを水に混じりやすくするダッチング製法の開発で、チョコレートを使ったスイーツにバリエーションが増えていきました。ケーキなどの衣にしたり、ソースとして使ったりすることが自在になっていったのです。
チョコレートケーキの代表格が、ザッハトルテ。表面の艶やかなチョコレートの輝きは、チョコレートスイーツの女王様といった気品ですよね。
このザッハトルテには『甘い7年戦争』と呼ばれるエピソードがあります。ウィーンの名門ザッハ・ホテルと有名な菓子店デメルによる、商標争いです。7年間かけて裁判で争った末に、オリジナルの称号をザッハ・ホテルが勝ち取りました。以後、ザッハ・ホテルは「オリジナルのザッハ・トルテ」、デメルは「デメルのザッハトルテ」として販売しているようです。日本でも食べることができるデメルのザッハトルテは、表面に三角の模様がついていますが、ザッハ・ホテルの方は、丸いメタルがついているそうです。
詳しくは All About [洋菓子]を参照のこと。(記事一覧)を見ると、「ザッハトルテを巡る甘い7年戦争 デメルvsホテルザッハ」というタイトルで解説がありますよ。
スポンサードリンク